漢方は多汗や体臭に効くの?体質改善による嬉しい効果

漢方は多汗や体臭に効くの?体質改善による嬉しい効果

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多汗や体臭に悩まされている方は、「漢方薬」を生活に取り入れて体質改善をすすめてみてはいかがでしょうか?

漢方薬は、汗や体臭をピンポイントで抑える効果はありませんが、自分に合ったものを服用し続けることで、カラダの中からゆっくりと無理なく体質を改善できます。

そこで今回は、多汗や体臭に効く漢方薬の選び方や飲み方についてご紹介します。

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漢方薬による「体質改善」効果

漢方薬は自然素材のお薬です。植物の根や茎、葉などから作られた生薬をいくつか組み合わせることで、複数の病気や症状、不調などを改善していきます。

西洋医学では、薬や手術により部分的な問題解決を進めていきますが、漢方医学では、新陳代謝や抵抗力の向上、疲れにくい身体づくりなど一部の症状だけにとらわれない全体的な問題解決により、症状が出にくい体質へと改善していくのが特徴です。

漢方薬のメリット

体内環境を根本的に改善する効果

漢方薬は、本来人間がもつ自然治癒力を高めることで、悪化した体内環境を根本的に改善します。自律神経やホルモンバランスの乱れ、血行不良や脂肪・水分代謝の異常など、カラダの不調を内側から治していくので、一時的な治療とは違う症状の緩和が期待できます。

複数の不調を予防・改善できる効果

漢方薬は体質改善を促すことで病気や不調を緩和していきます。そのため、自覚症状のない病気や原因がはっきりと分からない病気などの予防・緩和にも有効といえます。さらに、ひとつの症状のみに特化するのではなく身体全体にアプローチするので、思っても見なかった他の不調が同時に改善されるケースが多くみられます。

副作用のリスクが低い

西洋薬に比べると「副作用」のリスクが低いこともメリットです。西洋医学では、強力な有効成分を利用するために、下痢や胃痛、肝障害、腎障害などのリスクが高まります。しかし、漢方薬の場合は、自分の体質に適した天然成分を選んで服用していくので、副作用の心配が少なく長期間飲み続けていけるお薬です。

漢方薬のデメリット

様々な症状を抑えてくれる漢方薬ですが、もちろんデメリットもあります。ひとつは、「即効性が低い」という点です。体質改善によって原因を根本的に解消していく漢方では、どうしても効き目が緩やかになるので、症状の緩和が現れるのに時間がかかります。

また、漢方選びでは、飲む人の体質や体調を正しく見極める必要があります。そのため、生薬が自分に合っていない場合は、飲んでもまったく効果を感じられなかったり、アレルギーや副作用により発熱や食欲不振、むくみや不眠などが現れたりする恐れがあります。

多汗や体臭を改善する漢方薬

ストレスが原因の多汗や体臭

年齢や性別、職種に関わらず、慢性的なストレスからくる様々な不調に悩まされる現代。多汗や体臭も例外ではありません。ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱すことで、精神性多汗症などの発汗異常による汗臭、皮脂の過剰分泌による皮脂臭、内蔵の機能低下によるアンモニア臭などの体臭の原因になります。

ストレス、イライラを解消する漢方薬

緊張緩和や気分を安定させる作用のある漢方薬を利用することで、ストレスが引き起こす多汗や体臭を緩和していきましょう。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
漢方の精神安定剤とも呼ばれる柴胡加竜骨牡蛎湯は、神経の興奮を抑える作用によりストレスや不安、イライラ、不眠などの解消に効果があるとされています。緊張などで大量の汗をかいてしまう人に向いています。比較的体力があり、胃腸が丈夫な人に利用します。

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
柴胡加竜骨牡蛎湯と一部同じ生薬が使われており、こちらもストレスによる多汗や体臭の改善が期待できます。自律神経を整えカラダのほてりや緊張を穏やかにして神経過敏を鎮めます。体力が弱っている人や首から上に汗をかく人に向いていると言われています。とくに顔汗や頭部の汗にお悩みの方に効果的です。

女性ホルモンが原因の多汗や体臭

女性ホルモンのバランスが崩れることも多汗や体臭の原因です。女性ホルモンの分泌量が変化すると、更年期障害でみられるホットフラッシュと呼ばれる大量の発汗、過剰な皮脂の分泌、加齢臭の発生など様々な汗や体臭の問題へと繋がります。

ホルモンバランスを整える漢方薬

このような多汗や体臭には、女性ホルモンのバランスを安定させて乱れを緩和してくれる漢方を活用しましょう。

加味逍遥散(かみしょうようさん)
加味逍遥散は、更年期障害や月経不順による症状を和らげる代表的な漢方です。女性ホルモンのバランスを整え、影響を緩和する働きがあります。多汗にくわえ、口渇やのぼせ、手足のほてりなどの症状を落ち着かせ、イライラや不眠も解消してくれます。体力のない方に処方します。

女神散 (にょしんさん)
こちらも更年期障害などの女性特有の不調に効果的な漢方です。血行や水分の巡りを改善して神経系の不調を緩和します。 更年期障害だけでなく、月経トラブルや産前産後の悩み、自律神経失調などにも使われます。比較的体力がある方に向いています。

食生活が原因の多汗や体臭

肉類や揚げ物など脂質が多い食事ばかりしていると、消化にかかるエネルギーが増えて体内に熱がこもり多量の汗をかく場合があります。さらに、中性脂肪が増えることで皮脂量が増えるので、酸化臭などによる体臭がきつくなります。

体内の熱を冷ます漢方薬

体内の熱による発汗は、胃腸の熱を冷ます作用のある漢方を利用しましょう。

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
黄連解毒湯は、暑がりで体内に熱がこもりやすい人に効果的です。カラダの熱を冷まして活発になりすぎた機能を鎮める働きがあります。消炎作用や解熱作用をもつ生薬が配合されているので多汗などの熱による症状を取り除く効果が期待できます。比較的体力があり、イライラして落ち着かない傾向の人やのぼせのある人に向いています。

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
手のひらや足の裏がほてって多量の汗をかく人に有効とされている漢方です。その他にも、頬から顎にかけてニキビができる人や毛穴が開いた脂性肌の人など皮脂の過剰分泌が原因となる症状の緩和にも使われます。熱や炎症を抑える精熱作用のある生薬が入っています。

漢方薬の効果的な飲み方 4か条

1. 食前、食間に飲む

漢方薬を飲むときは、「空腹時の食前(食事30分前)」、「食間(食後2時間後)」に飲むのが効果的とされています。

漢方薬は数種類の生薬が絶妙なバランスで組み合わされているので、食後すぐに飲んでしまうと食べ物や飲み物と混ざり合って配合バランスが崩れてしまう場合があるからです。さらに、空腹時の胃の中は、生薬が速やかに吸収されやすい環境であり、一部の作用が強い有効成分については緩やかに吸収されるという理由もあります。

飲み忘れた場合は …… 漢方薬は続けることが大切です。食前・食間に飲み忘れたからといって服用を止めるよりは、「食後」だったとしても飲むほうがいいでしょう。

2. 自分の体質にあった漢方を選ぶ

漢方ではカラダを構成する物質を4つに分類して、体質や原因、使用目的などに合った生薬のバランスを見つけていきます。

これらを元に、不足している点や滞っている点を探り出し、その人が本来もっている体のバランスに合った漢方を処方します。今現在の体の状態を見ながら自分に「丁度よい」漢方を選んでみて下さい。

漢方選びは一般の方には判断がむずかしい面があります。自分に合いそうな漢方を見つけたら、使用前にかかりつけのお医者さんや漢方医、薬剤師さんなどに相談してみることをオススメします。

3. 焦らずゆっくり改善していく

漢方薬は効き目が穏やかなので、効果を実感するには早くても「2~3週間」くらいは必要とされています。さらに症状によっては「1~2ヶ月」くらいは様子をみる必要がある場合も。基本的に漢方は「長期的」な視野をもって体質改善をすすめていくことが大切です。焦らずにゆっくりと続けてみて下さい。

4. 生活態度も改めよう

漢方薬の服用と平行して、日常生活の問題点を解決することも大切です。カラダを冷やさない、ストレスをためない、暴飲暴食や偏った食事をしないなどの病気や不調を引き起こす原因をできるだけ改善していきましょう。せっかくの漢方薬の働きを妨げないためにも日々の生活を見直すことを心がけてください。

まとめ : 多汗や体臭を改善する漢方薬

漢方薬は、数種類の生薬による絶妙なバランスで成り立っています。そのため、他のお薬やサプリメントと併用する場合は、かかりつけのお医者さんや薬剤師さんに必ず相談してから服用して下さい。

また、漢方は症状や体質だけでなく、その人の体力の状態や飲む量、水やお湯での飲み方なども重要な要素としています。もしも近くに漢方に詳しいお医者様がいる場合は、専門家の指導のもとで漢方を始めるのが安心です。

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