朝から口が臭い!寝起きの口臭を予防する10の対策

朝から口が臭い!寝起きの口臭を予防する10の対策

朝から口が臭い!寝起きの口臭を予防する10の対策

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朝起きた時、とくに気になる臭いが「寝起き」の口臭です。

口臭は、お口の中の汚れや細菌の繁殖などで口内環境が悪化することが主な原因ですが、睡眠時はその影響を受けやすい時間帯でもあるため、いつも以上に朝起きると口が臭いと感じることがあります。

そこで今回は、朝の寝起きの時に発生する口臭の予防法についてご紹介します。

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朝の寝起きに口臭がきつくなる原因

雑なオーラルケア

朝の寝起き時の口臭で最も単純な原因が、寝る前に歯磨きをしていないか歯磨きが不十分なことです。雑なオーラルケアによってお口の中の汚れが残ったままでは、寝ている間に食べかすなどが発酵して起きた時に強い口臭が現れます。

また、不衛生な口内環境は虫歯や歯周病などの口腔内疾患の原因にもなるので、歯磨きなどの日頃のケアが足りていない人は、すでにできた虫歯などから血や膿が出て口臭がきつくなる可能性があります。

お口の乾燥

就寝中は、起きている時に比べて口周りへの刺激が少なくなるので、唾液の分泌が弱まり口の中が乾いてきます。さらに、寝ている時に口呼吸になる人は、唾液が蒸発しやすいので朝の寝起きの時に口や喉の乾きがひどく感じられることも。

口の中の乾燥は、自浄作用や抗菌作用などの口腔内を清潔に保つ「唾液の効果」を得にくくなるので、細菌の繁殖により悪臭ガスが発生して寝起きの口臭をきつくする原因になります。

胃からの臭い

疲れやストレス、偏った食生活などで胃が衰えて消化不良を起こすと、胃の中で食べ物が長時間留まることで腐敗・発酵してニオイ物質が蓄積されます。そのため、夜に暴飲暴食をした時は、朝になって胃の中の臭いが口臭として現れる場合があります。

とくに、アルコールはニオイ成分が強いことにくわえ、体内で分解するときに水分を奪い、利尿作用によって水分をどんどん排出してしまうので、唾液量が減り口の中が乾く原因にも繋がります。

朝の寝起きの口臭を予防する方法

1. 歯磨きによる丁寧なブラッシング

朝の口臭を予防する基本中の基本が「歯磨き」です。就寝前の丁寧なブラッシングで、歯垢や食べかすなどのお口の中の汚れをできるだけ取り除きましょう

磨き方としては、力を入れすぎずにブラシを細かく動かしながら、5~10分くらい偏りがないように磨いて下さい。歯磨きは朝の寝起き時の口臭だけでなく、虫歯や歯周病の予防にも繋がるものですので、一日一回は必ず「丁寧」に時間をかけて磨くことをオススメします。

2. 歯間ブラシによる汚れの除去

歯磨きは日課として必ずやっている人でも、つい怠りがちなのが「歯間ケア」です。三度の食事からお菓子などの間食まで、一日過ごすだけでもお口の中はいつのまにか歯間に食べかすや歯垢を溜め込んでいます。

日頃の歯磨きにくわえて、「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」で除去しにくい歯と歯の間の狭い部分もしっかりケアすることで、さらに朝の寝起きの口臭予防に繋がります。

3. 舌の汚れの除去

歯間と同様にケアを忘れてしまいがちなのが「舌の汚れ」です。舌のザラザラとした表面は思っている以上に食べかすなどの汚れが残りやすい場所ですので、「舌ブラシ」や「ガーゼ」などでやさしく拭きとっておくと朝の寝起きの口の臭いが軽減されます。

力を入れてゴシゴシと擦ってしまうと舌を傷つける恐れもあるので、奥から手前に軽く撫でるように除去するのがポイントです。

舌の汚れの除去方法についての詳細は、「舌の汚れをキレイに!舌苔の取り方と予防ケア」をご覧ください。

4. 保湿できる歯磨き粉・マウスウォッシュ

歯磨き粉やマウスウォッシュに含まれるエタノールは、唾液の水分を奪って口の中を乾燥させる場合があるので、「保湿成分」が配合されたものを選ぶようにしましょう。

保湿成分で口の中のうるうるを持続することができるので、朝の口臭が気になる人だけでなく、口呼吸をしている人やドライマウスの症状がある人にもオススメです。

5. 就寝前にガムを噛む

就寝前の歯磨き後に「ガム」を噛むのもオススメです。ガムを噛むことで唾液が豊富に分泌されて、口の中の潤いだけでなく細菌の繁殖も抑制できます。

ガムは10~20分くらい噛み続けて、唾液はすぐに飲み込まないでお口の中にできるだけ留めておく噛み方をすると、より効果的に朝の口臭を予防できます。噛むガムは、キシリトール配合で「糖類0g」のものを噛むようにして下さい。

ガムを噛む効果についての詳細は、「ガムで口臭予防!効果的な噛み方とデメリット」をご覧ください。

6. コップ一杯の水を飲む

寝る前にコップ一杯の「お水」を飲むことで、お口の中を潤すだけでなく水分補給によって唾液が分泌されやすくなり朝の口臭を抑えることができます。さらに、寝起きにもお水を飲むことで、同様の効果を得ることができるので、就寝時と起床時に水を飲むことを「習慣化」してみて下さい。

とくに、お酒を飲む時はこまめに水やお茶などで水分補給しながら、寝る前や寝起きにも水分をしっかりとることを心がけましょう。

7. マスクや加湿器で保湿ケア

寝ている時に口呼吸になってしまう人は、マスクを着用したり加湿器をつけたりして眠ることで口や喉を保湿でき、寝起きに口がカラカラに乾燥する状態を防げます。また、就寝中にマスクをすることで細菌やウィルスの侵入を防げるので風邪予防にも役立ちます。

マスクは鼻まで覆ってしまうと息苦しさから口呼吸になりやすくなるので、「口のみ」に覆って眠るようにして下さい。

8. 鼻呼吸へ改善する

睡眠時のような無意識な時でも自然と「鼻呼吸」が出来るようになるためには、口呼吸の矯正にも取り組む必要があります。日頃から鼻呼吸をすることで、睡眠時の口腔内の潤いが保たれ朝の口臭対策になるだけでなく、虫歯やドライマウスの予防やいびきの改善にも繋がります。

口呼吸を治す方法としては、「あいうべ体操」や「ペットボトルとボタンを使ったトレーニング」などで口周りや舌の筋力を鍛えるのが有効です。

あいうべ体操などの詳細については、「口呼吸の治し方!鼻呼吸へ改善する5つの方法」をご覧ください。

9. 胃をいたわる

暴飲暴食を控えて「腹八分目」を心がけ、よく噛んで食べるようにしましょう。とくに、胃が弱っている人は、脂肪分の多い動物性食品や加工食品などの「消化の悪い食べ物」は避けて、できるだけ「胃にやさしい食べ物」を食べることが大切です。

大根・キャベツ・ジャガイモ・里芋などの食材は、柔らかく煮たり茹でたりしてから食べると消化にとても良く胃の負担が軽減されるので、朝の寝起き時の胃からくる口臭の改善に役立ちます。

胃からくる口臭についての詳細は、「口臭と胃の関係!息が臭いのは「胃が悪い」から?」をご覧ください。

10. ストレスの軽減

ストレスは自律神経のバランスを崩して、唾液分泌を減少させる原因になります。ただでさえ、睡眠中は唾液量が少なくなって口の中が乾燥しがちですので、少しでもリラックス状態をつくりストレスを軽減しましょう。

例えば、深い呼吸や入浴、適度な運動、質の高い睡眠などは、心身をリラックスさせて乱れた自律神経を整える効果があるので、朝の口臭を改善する助けになります。

ストレスの改善についての詳細は、「副交感神経を優位に!リラックスする11の方法」をご覧ください。

まとめ:朝の寝起きの口臭予防

朝の寝起きに発生する口臭は、「丁寧なオーラルケア」・「唾液分泌の促進」・「潤いの保持」・「胃の機能改善」などの対策を、就寝前や就寝中に上手に活かすことがポイントです。

お口の中や体内環境を正常に保つことができれば、朝の寝起きの強い口臭だけでなく、昼間の口臭や虫歯にも悩まされることが少なくなりますので、ぜひこの予防法を試してみて下さい。

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