タバコによる口臭の対策!喫煙後の嫌な臭いを消す7つの方法

タバコによる口臭の対策!喫煙後の嫌な臭いを消す7つの方法

タバコによる口臭の対策!喫煙後の嫌な臭いを消す7つの方法

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休憩時間や仕事の合間などに「タバコを吸ってちょっと一息」という愛煙家の方にとって、喫煙する時間はもはや生活に欠かせない一部になっています。

しかし、周りの人にとっては日常的にタバコを吸っている人の口臭はかなりキツく感じられますし、喫煙の直後にいたっては自分自身ですら臭いと分かるほどの悪臭を発することも。

そこで今回は、タバコが原因となる独特な口臭を少しでも改善するための7つの対策についてご紹介します。

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タバコが原因となる口臭

タール

タバコによる口臭で最も大きな原因となるものが「タール」の臭いです。タールはネバネバとした粘性の高い物質のため、歯や舌の表面、歯垢、歯石などに「ヤニ」としてこびりついて蓄積されることで、独特な臭いを発する口臭が現れます。

さらには、喫煙によって肺までタールがたどり着くことで呼気に混ざって息をタバコ臭くしたり、唾液に溶け込むことで唾液の臭い自体を臭くしたりする原因になります。

ニコチン・一酸化炭素

タバコの依存度を高める物質として有名な「ニコチン」やカラダを酸欠状態にする「一酸化炭素」は、血流を悪化させて血行不良を引き起こします。

正常な血液循環が行われなくなると、唾液分泌が鈍りお口の中が乾燥してしまうため、唾液がもつ抗菌や自浄などの口腔内を「浄化」してキレイにする作用が働かずに口臭がきつくなります。

さらに、お口の中の酸素量も減少するため、口臭の元となるニオイ物質を発生させる細菌の住みやすい口内環境になってしまい、口臭の度合いがさらに増す可能性もあります。

口呼吸

タバコを吸う時はどうしても「口呼吸」になってしまうため、唾液が蒸発しやすくなって口の中の乾燥が増します。このような状況でニコチンによる唾液分泌の低下が合わさると、さらに乾燥が助長されて「ドライマウス」を発症する原因にも繋がります。

また、口呼吸は舌の汚れである「舌苔(ぜったい)」を過剰に発生させるため、タバコを吸った直後に関わらず、常に強い口臭がする原因にもなります。

タバコの口臭 7つの対策

1. まずは本数を減らそう

禁煙が難しいという方は、まずは「喫煙本数を減らす」ように心がけましょう。タバコを吸う本数を減らすことは、カラダに残るタールの濃度を薄くすることに繋がるので、口腔内や肺などに残留するニオイ物質が減って口臭を軽減できます。

休憩時間などの短時間にタバコを何本も吸ってしまう人は、少しでも時間をあけて吸うように意識してみて下さい。

2. 深呼吸で息を出しきる

タバコを吸った直後は意外と肺に煙が残っているものです。そのため、喫煙後に息を出しきるように「深呼吸」を数回程度ゆっくりと行ってみて下さい。

タバコ臭を事前に体外へ排出することができるので、後から少しづつ呼気に混ざって現れてくる喫煙後の口臭を長引かせない方法として効果的です。

3. 水を飲む・口をゆすぐ

喫煙直後のタールはすぐには歯や舌などにこびりつかないので、タバコを吸った後に「水を飲む」ことを心がけるだけでも、タバコの残留物を洗い流せて口臭対策に繋がります。タバコを吸っている間も水をこまめに飲んだり、喫煙後はすぐに水で口をゆすいだりすれば、さらに効果的なニオイ消しになります。

また、水分補給をすることで、乾いた口を潤すだけでなく唾液も分泌されやすくなるので、口臭予防の効果が高まります。ただし、ジュースなどの糖類を含む飲み物は避けて、「水」もしくは「お茶」を飲むようにしましょう。

4. 保湿効果のあるマウスウォッシュ

口臭予防のアイテムとして人気の「マウスウォッシュ」は、爽やかな香りによる臭い消しと口腔内のお掃除を一度にできるので、タバコの臭い対策としても効果が高く、何よりも手軽に活用できるのが利点です。

しかし、マウスウォッシュに含まれる「エタノール」は、お口の中の水分を蒸発させてドライマウスを引き起こす原因にもなるため、使用するマウスウォッシュは「保湿成分」が配合された商品を選ぶようにしましょう。

5. 就寝前に舌みがき

タールなどのタバコの臭い物質を溜め込んだ「舌」のお掃除も口臭対策の大切なケアです。就寝前に、舌ブラシやガーゼを使い舌の汚れを丁寧に除去しておけば、一日の汚れがリセットされるので、タバコの口臭だけでなく昼間や朝の寝起きの口臭対策にも役立ちます。

力を入れてゴシゴシと除去すると、デリケートな舌の表面を傷つけてしまう恐れがありますので、やさしく撫でるように奥から手前に数回拭き取るようなイメージで舌みがきして下さい。

正しい舌みがきの方法については、「舌の汚れをキレイに!舌苔の取り方と予防ケア」をご覧ください。

6. 喫煙後にガムを噛む

タバコを吸った後に「ガム」を噛めば、口腔内に残った残留物の除去にくわえ、唾液腺が刺激されて唾液の分泌が促進されるので、清潔な口内環境が保たれて口臭を予防できます。さらに、アゴや口周りのトレーニングにもなり、余分な舌苔の発生や口呼吸の改善にも役立ちます。

ガムを選ぶポイントとしては、噛みごたえがあり香りがあまり強くないミント味のものを選ぶようにしましょう。

ガムの活用法については、「ガムで口臭予防!効果的な噛み方とデメリット」をご覧ください。

7. 歯磨き(ヤニとり)

タバコの独特な口臭をつくる「歯に付着したヤニ」の除去も重要です。毎日の歯磨きには今まで以上に時間をかけて、「前歯の裏」や「歯の根本」などのヤニ汚れができやすい場所を丁寧に磨きましょう。

タバコのヤニを一度に取りきろうと無理に磨いてしまうと、歯の表面が傷ついてさらに汚れがつきやすくなりますので、ヤニ対策用の歯磨き粉などを活用しながら「徐々」に汚れを減らしていく磨き方を心がけて下さい。

着色汚れが強い人や歯石が多い人は、歯科医院での「歯のクリーニング」がオススメです。汚れの再付着を遅らせて、タバコ以外の口臭対策としても効果的です。

タバコとコーヒーのコラボは最悪

普段からタバコと一緒に「コーヒー」を楽しんでいる方は、両方のニオイが合わさって独特な口臭が発生している可能性があります。

さらに、コーヒーに含まれる「渋み」や「カフェイン」は唾液量を低下させる原因にもなるため、同時にタバコを吸うことでますます口の乾きが助長されて口臭がキツくなることも。また、コーヒーを飲んだ後はお口の中が「酸性」に傾くため、細菌が繁殖しやすい口内環境になります。

コーヒーと口臭の関係については、「コーヒー好きは口臭に注意!臭いを消すシンプルな4つの対策」をご覧ください。

まとめ:タバコの口臭対策

タバコが原因となる口臭対策では、ヤニの除去や蓄積を防ぐことにくわえ、ガムをや水を飲むなどの「唾液を増やす方法」を取り入れて、非喫煙者と変わらない口内環境を維持するように努めることが大切です。

タバコを吸わないことが一番の口臭対策ではありますが、喫煙者にとって禁煙はなかなか難しいものですので、吸った後のケアや日頃のオーラルケアなどをこれまで以上に意識することで、少しでもタバコ特有の臭いを抑えていきましょう。

※タバコは煙の臭いや有害物質が原因で体臭をキツくすることがあります。詳しくは「タバコの吸いすぎが「体臭」をキツくする原因とその対処法」をご覧ください。

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