女性にとって、指先のオシャレは楽しみのひとつ。夏になると特に素足を露出する機会も多くなり、足爪のネイルにもこだわりたくなります。
でも、そんな足の爪に「足が臭くなる原因」が隠れていたとしたら…。
そこで今回は、足の爪に潜む臭い原因だけでなく、足爪の臭いを消す方法やケア商品についてご紹介していきます。
スポンサーリンク
爪垢は足を臭くする原因のひとつ
爪垢が臭う原因と仕組み
足の爪垢は、様々な汚れが混ざり合うことで作られます。
新陳代謝により剥がれ落ちた「古い角質」から、汗腺や皮脂腺から分泌される「汗や皮脂」、靴や靴下などから入り込んだ「繊維クズ」まで、様々な汚れが爪垢の成分となります。また、素足を露出した状態で生活している場合では、屋外・屋内に関わらず「チリやホコリ」が自然と入り込みやすくなり、どんなに気をつけていても「多かれ少なかれ」爪垢の原因となる汚れが爪の間に溜まっていきます。
この知らぬ間に溜まった足爪の垢を「雑菌」が分解することにより、足の臭いを強くしてしまいます。さらに、靴や靴下、ストッキングなどは、汗による「ムレ」を引き起こし、高温多湿な環境を作ってしまう為、爪垢を分解する雑菌が繁殖しやすくなります。
足の爪垢はどんな臭い?
足の爪垢は、強烈な臭いを発するウォッシュタイプのチーズと同様のニオイ成分が含まれていると言われています。つまり、爪を切った時や靴下を脱いだ時などに足からチーズの臭いがする場合は、爪垢が原因として考えられます。
なぜ爪垢は溜まりやすい?
足の親指は爪が大きく湾曲している事もあり、爪の両端に垢が溜まることが多くなります。また、巻き爪や爪が長すぎる人も垢を溜めやすくなります。
その他にも、爪垢が黒い場合は見た目で気づくことができますが、白い場合は溜まっている事に気づきにくい事もあり、そのまま放置してしまいいつの間にか垢を溜め込んでいることもあります。
足の爪のお手入れ
足の爪切りは入浴後に
爪切りは入浴後に行うのがベストです。足をお湯に浸たす事で爪自体が柔らかくなり、深爪や爪のひび割れなどの防止に繋がります。さらに、細かい部分のお手入れには「やすり」を使って、丁寧に形を整えることをお勧めします。
深爪はダメ
足の爪は短く切りすぎないように注意しましょう。爪の長さは1~2 mm程度残すようにして、「四角形」に近い形にカットして下さい。手の指のように「丸み」をつけて足爪をカットしてしまうと、伸びた時にサイド部分が巻き爪になり垢を溜めやすくなります。足の爪に限っては角を軽く残すようにカットして、角が尖っている場合はヤスリで軽く丸みを作ってあげる程度にしましょう。
足の爪を清潔に保つ
毎日のバスタイムで、足の爪をしっかり洗い清潔に保つことも重要です。その場合、洗い残しによる「石鹸の残りカス」なども垢を作る原因となるため、よく洗い流すようにしましょう。
さらに、足の臭いが強い時などは、除菌ウェットティッシュなどを用いて、足と爪の間の雑菌や汚れを拭き取ることも臭いを防ぐひとつの方法です。除菌ウェットティッシュには、「清浄作用」のあるエタノールだけでなく、「殺菌効果」のある塩化ベンザルコニウムや、「保湿効果」のあるグリセリンなどを含んだ商品も市販されており、種類も豊富に販売されていますので、自分のお肌にあったものを探してみて下さい。
足の爪垢の除去
爪ブラシ
足爪に溜まってしまった垢を入浴時に除去するなら、「爪ブラシ」がおすすめです。日頃のバスタイムに取り入れることで、爪垢の蓄積を防ぐことができます。
歯ブラシを代用する方法もありますが、効果を得るには毛が開いたような使い古した歯ブラシでは垢を取り除きにくい為、新品の歯ブラシを使う必要があります。わざわざ新品の歯ブラシを使用するくらいなら、指の汚れ落としに特化した爪ブラシの使用をおすすめします。
足爪の垢とり
爪ブラシでも除去しにくい頑固な汚れには、先端が耳かきのようになっている「爪の垢とり」がおすすめです。足爪の両サイドなどに溜まった爪垢も簡単に取ることができます。
つまようじを使用した垢掃除は、足の指を傷つけてしまい炎症を引き起こす恐れもありますので避けたほうがいいでしょう。
足爪の臭い対策 人気商品
爪垢が原因となる足の臭い対策には、ケアアイテムの併用がおすすめ。ここでは、Amazonでよく一緒に購入されている商品をご紹介します。
足の爪の臭い対策 まとめ
普段から足の臭いに気をつけている人でも、足の爪はつい見落としがちです。ちゃんと臭い対策をしているのになぜか足が臭いという方は、爪の切り方や垢の除去など、足爪のお手入れにも力を入れた丁寧なフットケアを行なってみてはいかがでしょうか。