頭の臭いを予防・改善するためには、頭皮・頭髪が原因!2つの頭の臭いトラブルでご紹介した臭いを発生させる2つの原因となる頭皮と頭髪のケアが大切になります。
そこで今回は、髪を洗う時や乾かす時に気をつけたい、頭皮や毛髪の臭い対策をご紹介します。
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頭の臭い対策は、正しいシャンプー&ドライ
1. 必要以上のシャンプーは控る
頭の臭いが気になりだすと、必要以上に髪を洗ってしまいがちです。皮脂は皮膚の潤いや刺激から守るなどの重要な役割がありますが、必要以上のシャンプーは、頭皮の皮脂を減少させ、頭皮を乾燥させます。
頭皮の乾燥は、フケの過剰発生や無くなった皮脂を取り戻すための過剰分泌などの問題を引き起こすため、過度のシャンプーは控えましょう。
2. ゴシゴシ洗わず、やさしく洗う
力を入れてゴシゴシ洗ってしまうと、頭皮や毛髪を傷める可能性があり、ニオイ成分が付着しやすくなってしまいます。また、切れ毛や枝毛の原因にもなるため注意しましょう。
指の腹で、頭皮をマッサージするようにやさしく洗ってください。シャンプーは一度、手のひらで泡立ててから使用する方が、頭皮に付着したゴミなども浮かすことができ、洗い流しやすくなります。汚れだけでなく、シャンプーもしっかりと洗い流すことがポイントです。
3. シャンプーは朝より夜
シャンプーをすると、必要な皮脂が洗い流され、紫外線などの刺激から頭皮を守る「皮脂膜」が減少します。皮脂膜は一度洗い流してしまうと、再生に約2~3時間程度を必要とするため、朝にシャンプーをしてしまうと、皮脂膜がない状態で外出することになり、頭皮を傷める原因となります。
また、皮脂や汗、整髪料などが付着した頭皮のまま寝てしまうと、雑菌が繁殖して臭いだけでなく、フケやかゆみの原因にもなるため、夜のシャンプーで清潔な頭皮・頭髪で就寝しましょう。
4. トリートメントやリンスでコーティング
リンスやコンディショナー、トリートメントの使用は、頭の臭い対策にも有効です。毛髪の水分や油分などを保護・補完してくれる効果があるため、毛髪の傷みやニオイ成分の付着などを防止・改善してくれます。
5. 放置せずしっかり乾かす
濡れた毛髪は、自然乾燥させるよりも、しっかりとドライヤーで乾かすことが重要です。濡れたままの状態を放置してしまうと、雑菌が繁殖しやすくなるため、臭いの原因となります。
ただ、ドライヤーの熱風を長時間当て続けることは、毛髪を傷める原因にもなるため、充分なタオルドライや距離を離した使用などで、ゆっくりと乾かすことを心がけましょう。
シャンプーによる対策 まとめ
頭の臭いを改善するためのシャンプーやドライは、「頭皮や毛髪を傷めない」「細菌を繁殖させない」「ニオイ成分を吸着させない」という心がけが大切です。
忙しい日々の中で雑になりがちな頭皮・頭髪ケアですが、頭の臭いに悩まされない生活を送るためにも、一つ一つ丁寧にケアしていきましょう。
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