サウナで体臭予防!発汗や温熱の効果と自宅サウナのやり方

サウナで体臭予防!発汗や温熱の効果と自宅サウナのやり方

サウナで体臭予防!発汗や温熱の効果と自宅サウナのやり方

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美肌効果やデトックス効果などで女性にも人気の「サウナ」。そんなサウナに体臭予防の効果があることをご存知でしょうか?

サウナは、発汗作用や温熱効果などの働きにより、悪化した体内環境を整えて体臭が発生しにくいカラダへと改善してくれる効果があります。

そこで今回は、サウナの体臭予防の効果や簡単に行える自宅サウナのやり方などをご紹介します。

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サウナの体臭予防の効果

サラサラ汗に改善できる

サウナでたくさんの汗をかくことは、衰えた汗腺を活性化させる「汗腺トレーニング」に繋がります。汗腺の働きが良くなると、ミネラル分の再吸収がスムーズに行われるので、不純物のない「サラサラ汗」がかけるようになって体臭を予防できます。

逆に、日頃からあまり汗をかかない人は、汗腺機能が低下して「ベタベタ汗」をかく体質になってしまいます。ベタベタ汗は、アンモニアやミネラルなどの不純物が多く混ざっているので、発汗後に体臭がきつくなる傾向にあります。

サラサラ汗は、成分がほぼ水なので蒸発しやすい特性があります。その結果、体温調節のための気化熱作用がスムーズに働き、過剰な発汗による汗量の増加を抑制できます。

毛穴の汚れが落とせる

サウナは、毛穴に詰まった皮脂や古い角質などの「汚れ落とし」にも効果的です。汗をたくさんかくことで、毛穴に詰まった汚れを浮き上がらせて、取り除きやすい状態にしてくれます。

毛穴に汚れが詰まった状態では、ニキビなどの肌トラブルに繋がるだけでなく、皮脂の酸化などにより悪臭が発生して体臭がきつくなる原因になります。とくに、年齢を重ねるごとに、古い角質が落ちにくくなり肌に残りやすくなるので注意が必要です。

臭い物質を排出できる

体内では、アンモニアや硫化水素、インドール、スカトールなどの悪臭物質がいくつも発生します。そして、これらの悪臭物質が血液に乗って全身に行き渡ることで、最終的に汗と一緒に排出されて体臭をきつくします。

サウナで発汗を促進して事前に悪臭物質を出し切っておけば、その後汗をかいた場合でも汗の臭いが軽減されるので、体臭に悩まされるケースを減らすことができます。

血行が良くなる

サウナの温熱効果は、血行促進に役立ちます。血の巡りは体臭にも深い関係があり、血行不良になると、体内環境が悪化して様々な体臭原因を増やすことに繋がります。

例えば、血中に乳酸やアンモニアが増えたり、内臓機能が低下したりすることで、汗に老廃物などの不純物が多く混ざるようになって体臭が悪化します。また、新陳代謝が悪くなってお肌のターンオーバーが乱れるので、皮脂分泌が増加して酸化臭による体臭もきつくなります。

自律神経が整う

サウナで一気に体温を上昇させると、自律神経が体温を一定に維持しようとするために、体温調節機能が活発に働くようになります。その結果、乱れた自律神経のバランスが次第に整えられて体臭の予防に役立ちます。

自律神経の乱れは、胃腸や肝臓などの内臓機能の低下、ホルモンバランスの乱れ、多汗症の発症などを引き起こし、体臭を悪化させる原因を増やしてしまいます。

サウナはどんな体臭に効果があるの?

では、具体的にサウナの効果により、どんな体臭が予防できるのでしょうか?

ワキガや加齢臭の改善には、毛穴の汚れや汗に混ざる不純物をできるだけ減らすことが大切です。また、ミドル脂臭の原因となる乳酸やアンモニア臭の原因となるアンモニアを減らすには、良好な血の巡りや内臓機能の改善が欠かせません。

その他にも、にんにくによる体臭を素早く解消するには、大量の発汗で体内の悪臭物質をすべて出し切るのが効果的な方法です。

体臭予防になる「自宅サウナ」のやり方

一般的にサウナは、銭湯やスパなどで行ないますが、忙しくて時間がとれない人は、お家で簡単にできる「自宅サウナ」がおすすめです。本格的なサウナには及びませんが、ちょっとした時間を有効活用するだけで、普段よりも効率的に発汗や温熱の効果を得ることができます。

① お風呂の蓋サウナ

自宅サウナを最も手軽に行なう方法としては、「お風呂の蓋」を使ったサウナがおすすめ。お風呂の蓋を首元までしめて入浴することで、蒸気が浴槽内にたっぷり溜まってミストサウナ状態を作り出せます。

手を出せて物が乗せれるテーブルタイプのものを使えば、入浴時間にゆったりと読書なども楽しめるので、サウナ中の時間を有効活用したい人に最適な自宅サウナです。

② ビニール傘サウナ

湯船に浸かりながら、「ビニール傘」をさすのも自宅サウナとして効果的です。湯船から立ち上がるお湯の蒸気が傘の内側に溜まって、温度と湿度の高いミストサウナの効果が得られます。

傘は体全体をすっぽり覆える大きさであれば、どんな安価な傘でもOK。傘サウナは、お風呂の蓋と違って、頭や顔など全身を覆うことができるので、頭皮の臭いやお化粧ノリが気になる人にも最適な自宅サウナです。

③ テントサウナ

自宅サウナの効果をより高めるなら「テントサウナ」がおすすめ。ビニール傘サウナは、蒸気が少なからず逃げてしまうのがデメリットですが、テントサウナはしっかりと密閉して蒸気を逃さないので、効率の高いミストサウナが行なえます。

ただし、サウナ効果が高いということはその分負担も大きくなるので、こまめな水分補給はもちろん、あまり長時間続けないことが大切です。

自宅サウナの効果を高めるポイント

半身浴でゆったり温浴

自宅サウナは「半身浴」で行ないましょう。首までつかる全身浴は、長く浸かっていると水圧で息苦しくなって心臓にも負担をかけてしまいます。

半身浴は、38~40度の「ぬるめ」のお湯で行ない、お湯の量は「みぞうち」くらいまで浸かる高さにしてください。入浴時間は「15~20分」くらいが目安です。ただし、初心者の方、体調が優れない方、高血圧の方などは、長時間行わずに「5~10分」くらいに留めておきましょう。

体が冷えている場合は、サウナの前にしばらくお湯に浸かって体を温めておくのが効果的です。

前後にしっかり水分補給

自宅サウナを行なう前には「コップ一杯」のお水で水分補給してください。カラダに水分が少ないと、汗をかきたくてもあまり発汗できなくなるので、せっかくのサウナの効果が半減してしまいます。できればサウナ中も「5分おき」に水分補給するのが理想です。

また、サウナ後は、体内から沢山の水分が奪われているので、脱水症状を起こす恐れがあります。お水やスポーツドリンクで、しっかりと水分補給をしましょう。

コーヒーやアルコール類、お茶などには「利尿作用」があるので、サウナ直後は控えてください。

サウナ後は、体をクールダウン

自宅サウナを終えたら、ぬるめのシャワーでアツアツに火照った体をクールダウンさせましょう。サウナ直後は毛穴が開いているので、シャワーを当てるだけでも汚れが落ちやすくなっています。頭や顔を含めた全身をゆっくりと洗い流してください。

また、お風呂から上がったら、しばらくはゆっくりと体を休めることも大切です。サウナの高い温度と湿度で少なからず体に負担がかかっているので、激しい運動などは控えてください。

まとめ:サウナで体臭予防

サウナは、体臭対策だけでなく健康面・美容面においても、女性にうれしい優れた効果がたくさん秘められています。各アイテムの活用からこまめな水分補給まで、体に負担の少ない方法を心がけながら、上手に体臭対策にサウナ効果を活かしていきましょう。

なんとなく男性のイメージが強いサウナですが、プライベート時間を活用して行える「自宅サウナ」は、女性でも気軽にチャレンジできるモノなので、日頃のバスタイムにぜひ取り入れてみてくださいね。

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